領域加温の特性を最大限に発揮。 | ||||||||||
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高周波の熱源は、短波・超短波・マイクロ波等を用いることができますが、領域加温技術においては短波を採用しています。それは組織の誘電体損失の差を大きくすること、すなわち高周波の取り込み量(吸収量)を、がん組織において多くし、他の組織に比べ発熱温度を高くするためです。 熱源に用いる高周波(短波)は、より高い周波数の超短波・マイクロ波に比べ、生体内への深達性に優れ、深在性がんの加温に適しています。周波数が高くなるにつれて高周波出力の減衰が顕著となり、深い組織の加温は難しくなります。
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